裏庭の地這いキュウリはキュウリのキューちゃんに
裏庭にキュウリを植えたお母さん。
離れた場所に借りている家庭菜園用の畑にもキュウリが植えられていて、今年の夏も、あっという間にバケきゅうり天国になってしまいました。
毎年のことなので、数年前に出来ることなら、山ほどのバケキュウリもきちんと消費したい。せっかくお母さんが丹精こめて育てたのだし。と思い、大量消費できるレシピを調べたのです。
その時に見つけたレシピが、キュウリのキューちゃん漬け。
お母さんが、買ってまで食べる漬物だったこともあり、これは良いと飛び付きました。
作って食卓に並べると、凄く喜んでくれて怒涛の勢いで食べてくれました。
市販のキューちゃんも、食べるのですが、お父さんに塩分や食べる量の問題もあり説教されるので、多少は自重しているようです。
しかし、作ったキューちゃん漬けだからか、作った私に気を使ったのか、お父さんも手作りのキューちゃん漬けを食べてるときには、厳しいことを言わなかった上に、普段めったに誉めないのに、うまいなと一言誉めてくれたのです。
その様子を見れば嬉しくないわけがなく、次回も作るろうと自然に思えました。
ある意味、調子に乗っていたのでしょうね。
今は、過去のそんな自分に目を覚ませと叩きたいくらい後悔しています。
あのとき再度キューちゃん漬けを作ったまではいいのですが、今年はこれで十分と自分のなかで完結したのに、お母さんの中では終わることなく、食べ終わりキュウリが採れる度に、さらにさらにと催促が続くことになったのです。
戻れるものなら、あのときに戻って、考え直せ!とも言いたい。
数年前に作らなければ、似たようなやり取りを毎年、繰り返すこともなかったのにな。
苦い思いでと共に、けさ裏庭で採れたバケキュウリもキューちゃん漬けにしました。
今年に入って二度目、あと何度作ることになるのだろう?