コーピングというストレス対策法と思わぬ結果
コーピングという、ストレス対策法をつい最近知りました。
このストレス対策法は、宇宙飛行士さんにも取り入れられているそう。
宇宙飛行士さんが、実践している方法なら効果がありそう。と、飛び付いたのはお約束。
実践方法が、すごく簡単なものだったのも飛び付く理由でした。
それは、自分がストレス解消できる事をたくさんストックしておき、ストレスを感じたら実践する。それだけなんです。
ストレス解消法のリストアップは、細かいことでも1つとして上げていき、目標数は100個。
理由もあって、ストレスを感じた時に、たとえば道具がないと出来ないようなストレス解消法では、道具が近くにないと実践できない、実践するのに、いろいろ選べたほうが、より行動に起こしやすい、などが理由だそうです。
ある宇宙飛行士さんは、家族とのチャットや独り野球をストレス解消に当てていたとか。
チャットなんて、会社で取引先とかと日常的に使っているから、ストレス解消どころか溜まる。という人がいるなら、違うものを行えば良いって感じなのですって。
一人一人合ったストレス解消法だから、というのも興味をそそられた理由なのかも。
今日で、二日目ですが実践の効果なのか意外なことがわかりました。
始めにストレス解消法のリストアップをしますが、本来紙に書き出すのを書き出さず、頭の中で(心の中で)、○○かな~。△△かな~。と、今までにストレス解消として実行していたことを上げていきました。
次にストレスを感じたら、リストアップした中から、出来そうなことを選び実行するのですが、ストレスを受ける前に、行動していまた。
せっかくのストレス解消法なのに、ストレス解消にならないじゃないか。ストレスなんて、初めから無いんじゃない?と言われそうですが、実際にはあるんです。
ストレスが、どうしてできてしまっているのか?と思い巡らすと、どうやら、ストレス解消法だと思っていたことが、ストレスの一端になっていたのが分かったのです。
そのときは、DVDの鑑賞をストレス解消として実行したのですが、深夜に放送されていたアニメを観ていて、何となくソワソワ。
以前から、集中して観ることができなくなっているな、と思っていました。
ただ単に、歳をとって集中力が落ちてきている、気が短くなってきていると思っていましたが間違いで、ストレスを感じていたようなのです。
では、どうしてストレス解消にDVD鑑賞(アニメを観る)を上げたのか?答えは簡単で、ストレス解消になっていたからです。
一見、矛盾しているようですが、細かくみていくと腑に落ちました。
ソワソワしたアニメは、好みではない、惰性で観ていた。一方ストレス解消になったアニメは、毎週楽しみで仕方なかった、時間が合えば次の日にでも、すぐに観てい
たのです。
好みに合わないと、思ったアニメは1話目を観たら、2話目は観ないのですが、惰性で観ていたアニメは、1話目ではそこそこ好みに合っていたり、1話だけでは好みに合っているか、判断できなかったりしたのです。
そして、そのまま長々とアニメを観ることに。まだ最終回になっていないので早めに切り上げることができて、時間を無駄にしなくてよかったですが。
まさか、こんな落とし穴があるとは…。
結構、惰性だったり、無意識だったりで行動していることって多いですね。あと、雑に行動、雑に生きているというのかな?アニメの予約を解除していないものもあって、撮ったのだから観ればいいや、観ちゃって時間が無くなっちゃったけどいいや。
いいや、いいやが、多いこと多いこと。雑に生きているな~と、寂しくなってしまいました。
ストレス解消法を実行したことで、日常の小さな反省点を知ることができてよかったです。まさか、こんな結果になるとは思いませんでしたが、この調子で次は、ダラダラ行動をキビキビ行動に変えていこうと思いました。