病気の曖昧さを少なくできれば苦しみも短くなる
病気の診断で、曖昧さを最小限にできれば、治療に進めますし、原因不明で、たらい回される苦しみもなくなります。
患者にとって、スムーズに診断·治療されることは、大きな安心に繋がりますしね。
それが、医師でも判断しずらい病気なら尚更です。
心の風邪と言われ、誰でもかかる可能性のある鬱病で、脳の血流量の変化を調べる、光トポグラフィー検査を入れる病院が増えているそうです。
鬱病も、他の病気と似た様々な症状がでる病気で、正確な判断も難しいと言われています。
見過ごさないためにも、光トポグラフィー検査が一般的になるのを期待します。
が、どうやら、そんな簡単な話ではないようです。
2016年11月に、日本うつ病学会が注意を呼び掛ける声明を発表したのだそうです。
光トポグラフィー検査は、"あくまでも補助的な検査"ということを念押しした形になったようです。
推測するに、光トポグラフィー検査の結果に頼りきりになり、鬱病患者を量産されてしまう危険性を感じたのかな?と思いました。
それでも、医師が経験や心理的な曖昧さで診断を下していたように見えるより、検査結果の画像を見せられて、うつだと病名をつけられた方が、納得度が違うのではないかと思います。
前向きに、病気を受け入れられれば、その後の闘病生活も変わってくると思うので、上手に光トポグラフィー検査は、取り入れた·拡げていってほしいな~。