まあ、秋だからね。で流してしまおう
伯母さんが、沖縄旅行から帰ってきてお土産をくれました。もらったときは、妹も東京へ日帰り旅行へ行っていたので居なかったのです。
家族全員が集まっていない状況でも、お土産にガッツイタのはお母さん。
日持ちするお土産なのだから、妹が帰ってきてから開けても良いのにと思いながら見てました。
お土産は、6つ入りのものを頂いたようで、「まずは一人1つずつ食べれるね。」など、両親は話ながら食べていたのです。
そして、今朝に話は飛びます。
起床し部屋から出ると、妹が声をかけてきたのです。朝から何事かと思ったら、昨晩デートで行った居酒屋でお菓子をもらったとのこと。
『(彼に)ダイエット宣言したから、あげる。』と、その居酒屋でもらったお菓子をくれたのです。しかも、"彼はダイエットしなくても良いじゃない。と言った"というノロケ付きで。
そのやり取りも済み、妹はお仕事へ。私は、朝食を終えました。
それから数分たった頃、ふと、あ母さんが、散らかしたままになっている、お土産の個包装に目をやりました。
「これ、妹ちゃんが、食べたのか?」と、独り言のように言い、お土産の箱の方を手に取り中身を確認したのです。
遅れながらも「そうだね~。食べたんじゃない?」と、同意するとかんはつを容れず「2つもかね⁉」と、言うのです。
お母さんから、すれば"まずは一人1つずつ"と、お触れを出したのに、守られていないのだから、少々ご立腹な様子。
それでも、私に気を使ってくれて「あんたは、食べたのかね?」と聞いてくれたので「まだ、1つも食べてない。」と、正直に答えたところ残りの二つを箱に入れたまま渡してくれました。
箱を受け取りながら、妹ちゃんは30分前にはダイエットが、どうとかこうとか言っていたのに。と、思っていたつもりが声に出てました。もちろん、声に出したのは、確信犯としての行為。そう、告げ口です。
「あいつは~…。」と、さすがのお母さんも呆れた後に、諦めた様子。
妹の方は諦めたけれど、多分お土産の方は諦められないんだろうな、と態度をみて思ったので「ひとつ食べる?」と、私の分を差し出すと、弾んだ声で「いいの⁉」と、聞き返してきました。
そういうやり取りで、無事に?お土産の分配は終わりました。
終わった、け·ど·も。妹ちゃんには、言いたい。
ねぇ、ダイエットする気あるの?
ねぇねぇ、本当にダイエットするの?
ねぇねぇねぇ、本当はダイエットするつもりないんでしょ?‼
と、問いただしたい気分。
私だったら、ちゃんと食べないなら食べないで、誰か食べたい人にあげます。その代わり、食べたいものは食べます。食べ過ぎて、苦しくなったな~。と、思っても後悔せずに。
朝から、ノロケ話でごちそうさまだし、朝食も食べたからお腹いっぱいだし、問いただしたいことも飲み込んだから、本当にお腹いっっっぱいです。
今度からは、全て飲み込まないで「まあ、秋だからね~。」と、流してしまおう。心身ともに、健康であるために。