心霊映像の偽物の作りと本物
先の記事では、マツコ知らないの世界で心霊映像は儲かる話しを書きましたが、興味をひかれたところは他にもありました。
それは、作られた映像と
作られていない=本物かの判断のつかない映像についてです。
心霊映像は、儲かるという話ですからビジネスとして作られている、テレビ局も偽物と知っていて買って放送しているという話で
これらの映像が、そうですと作られた映像が出たわけです。
いくつかの映像が流されたのですが、始めから違和感がある映像であったり、笑っちゃうほど分かりやすい映像は、やはり偽物なんですよね。
どうして、そんな中途半端な空間を中心にしてドアップで撮っているの?もっと、引いたところから映せば並んでる二人の顔全体が撮れるのに。
どうして、関係なさそうな場所を動かさずに写しているときに限って影が映るの?
反対に、成り行きと合わない不自然なタイミングでカメラが外れて元に戻ると、直後に幽霊さんが映るのはどうして?
これら違和感のある映像は、ほぼ作られたもののようです。
それでも、偽物判定されない、加工された形跡がない映像もあるので、どちらとも言えない映像として流れましたが、偽物っぽく感じたのも混じっていました。
加工された形跡がないし、怪しいところは無いとの解説でしたが、昔の心霊映像と同じ印象を受けました。
例えが悪いかもしれませんが、大型のトリックマジックのような作りになっているから、目眩ましされて本物か偽物か判別がつかない感じというのですかね。
舞台装置とも言えるのかもしれません。
心霊現象が、一種の劇、ショーの印象です。
カメラは、一台ですし写らない場所·死角は必ず出来てしまうからなおさらです。
セット、登場人物と共に作り込んだ映像に感じるのです。
まあ、そこまで素人が作り込んでテレビ局に持ち込んだとしても、心霊映像専門会社並みに高額に買い取られるのか、はなはだ疑問で、そこまでするのかな?とも思いましたけれども、一つの考えとして思い浮かびました。
と、ここまで心霊映像は偽物説ばかりですが、いくら否定的に観ても否定できない映像もありました。
本物と思われる映像ですね。
その映像は、お子さんがメイン。
たぶん単身赴任のお父さんに宛てたビデオレターを送ろうとしたのでしょう。
お子さんが、たどたどしく話している姿と撮っているお母さんが話しかけている声で、写っているのは子ども一人だけですから話している最中でも、ちょこちょこと不規則な動きをしています。
動いている隙間から、少女らしい影が二度映るだけの心霊映像ですが、一度目と二度目の影は立て続けに映るのに、その間隔には考えられないくらいの早さで影が急激に近づいてくる…迫ってくると言った方が正しいかもしれない、そんな映像です。
プレゼンターも子どもの動きに合わせて加工するのは難しいとの解説をしていました。
加工された形跡があるか、ないかまで言っていたかは覚えていませんが、仮に加工されていたなら何かしらの形跡が残っていそうです。
子どもの不規則な動きに合わせて、作るのですから、相当慎重に加工しなければボロが出るはずですしね。
もちろん決め付けは出来ませんけれど、プレゼンターさんの言うとおり本物の心霊映像に感じました。
あまり怖くは無かったですが、やはり本物の心霊映像、心霊現象はあると信じられる映像でしたよ。
あなたの撮った、何気ない映像にも写っている可能性があるかも⁉